東京大学出身で内閣総理大臣を務めた政治家

東京大学出身で内閣総理大臣を務めた政治家

第78代内閣総理大臣の宮澤喜一氏は、「君は何期?」と大学は聞かずに卒業年度を聞いていました。宮澤喜一氏の東大は東京帝大の時代で旧制高校を卒業して東京帝大へ行き官僚になるという道筋が明確だったからです。

政治家の出身大学で東京大学は減ったにも思えますが、それでもやはり東京大学出身者の政治家の現職政治家はたくさんいます。

東京大学出身

内閣総理大臣を経験したことがある東京大学出身者は16名になっています。そのうち鳩山一郎氏は第52代から53代まで内閣総理大臣の任に付いていますが、鳩山一郎氏の孫にあたる鳩山由紀夫氏は第93代内閣総理大臣で東京大学出身です。そして鳩山和夫氏の孫に当たる鳩山威一郎氏(鳩山由紀夫氏の父)も東京大学法学部を首席で卒業して大蔵官僚となりその後政治家となり外務大臣も経験しています。

東京大学出身:内閣総理大臣経験者

加藤高明
…第24代内閣総理大臣:明治14年(1881年)法学部を首席で卒業。その後三菱に入社。明治20年(1887年)に官界入りしてイギリス公使を務めた後に衆議議員を務める。東大卒の初内閣総理大臣。
若槻禮次郎
…第25・28代内閣総理大臣:明治25年(1892年)法学部を首席で卒業。大蔵省に入省してから、主税局長、大蔵省次官を歴任している。
濱口雄幸
…第27代内閣総理大臣:明治28年(1895年)法学部を卒業。大蔵省に入省してから、専売局長官、逓信次官、大蔵次官などを勤めてから、衆議院議員へなる。
広田弘毅
…第32代内閣総理大臣:明治38年(1905年)法学部を卒業。外務省へ首席で入省、オランダ公使、駐ソ連大使などを務める。二・二六事件の後に首相となる。
平沼騏一郎
…第35代内閣総理大臣:明治21年(1888年)法学部を卒業。司法官僚となり、司法省にて民刑局の局長などを経て次官に就任。さらに検事総長に就任を経て大審院の院長となる。
幣原喜重郎
…第44代内閣総理大臣:明治28年(1895年)法学部を卒業。外務省へ入省し、外務次官を経てワシントン会議では全権委任を務めている。
吉田茂
…第45・48~51代内閣総理大臣:明治39年(1906年)政治家を卒業。外務省へ入省するが同期に広田広毅などがいる。
片山哲
…第46代内閣総理大臣:明治45年(1912年)に法学部を卒業。弁護士となり、社会民衆党の結成に参加。首相経験者として2回(昭和24年・昭和38年)衆院選で落選している。
芦田均
…第47代内閣総理大臣:明治45年(1912年)に法学部を首席で卒業。外務省へ入省。最初の赴任先はロシアでそこでロシア革命を目にしている。昭和7年(1932年)に政界へ転進。
鳩山一郎
…第52~54代内閣総理大臣:(鳩山由紀夫の祖父)法学部を卒業。大正元年(1912年)東京市議会議員へ当選。大正4年(1915年)衆議院議員に当選してから政治家として活動。自由民主党初代総裁。
岸信介
…第56・57代内閣総理大臣:法学部を卒業。農商務省へ入省。首相を退任後も影響力を行使していたため昭和の妖怪と呼ばれる。
佐藤栄作
…第61~63代内閣総理大臣:大正10年(1921年)法学部を卒業。鉄道省に入省。明治24年(1949年)の総選挙で当選してから政治家としてキャリアを始める。
福田赳夫
…第67代内閣総理大臣:昭和4年(1929年)法学部を首席で卒業。大蔵省へ首席で入省。司法試験1位。昭和27年(1952年)の衆議院議員に当選して政治家としてのキャリアを始める。
中曽根康弘
…第71~73代内閣総理大臣:昭和16年(1941年)法学部を卒業。内務省へ入省。昭和22年(1947年)衆議院議員に当選して政治家としてのキャリアを開始。
宮澤喜一
…第78代内閣総理大臣:昭和17年(1942年)1月に大蔵省へ入省。昭和28年(1953年)参議院選挙で当選。昭和42年(1967年)に衆議院へ鞍替え出馬。参議院議員経験者として初の内閣総理大臣。
鳩山由紀夫
…第93代内閣総理大臣:昭和44年(1969年)工学部を首席で卒業。専修大学助教授を経て昭和61年(1986年)に選挙へ出馬。弟の邦夫は法学部首席卒業。